詩人:大示 | [投票][編集] |
奇抜な衣装に身を包み
濃いめのメイクで顔を塗り潰す
それぞれ得意の楽器を持って
昂る想いを音にする
この一体感
スパーク感
スピード感
世界一の絶叫マシンでも敵わない
極上の高みへエスコート
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とっておいたプリンが行方不明
・・・・・・
・・・・・・
ねぇ、美味しかった?
聞くと
あなたは慌てて耳をふさいだ
まぁ、いいか
今度から名前を書いておこうかな
詩人:大示 | [投票][編集] |
そう広くない水の中
一つ処に止まって
あなたは何を思っているの
ちょっと窮屈かな
もう少し器、大きくないと
でも、あまり広いと寂しいかもしれないな
そうね
あなた寂しいのは嫌でしょう
やっぱりこのままでいいや
詩人:大示 | [投票][編集] |
アイシャドウOK
眉もOK
睫毛だっていい感じ
口紅苦手だからグロスにしようかな
鏡の中にあなたが写った
『これ、落としただろう』
差し出されたのは
少し高そうな口紅
買った覚え無かったけど
『ありがとう』
どんな顔して
レジに持って行ったのかな
せっかくのプレゼント
口紅、頑張ろう
詩人:大示 | [投票][編集] |
砂が舞う大地に
無機質な足音
遠ざかる心を振り向かずに
置き去りの心は
白砂に埋もれて
咽び泣く風は
私の為に
いつの日か
あなたの
手作りの心を
受け取れる
その時を夢に見ている
詩人:大示 | [投票][編集] |
夢の幻追いかけて
泣きべそかいて
立ちどまる
哀しみの螺旋
断ち切りたくて
また、もう一度歩き出す
残酷な言葉は
逃げることを否定した
信念に砕かれて
隠された光の道を示した