詩人:大示 | [投票][編集] |
青褐色に染まった森
妖しく光る湖に
佇む旅人
写った月が揺らめき
星屑になった
こんな夜にランプは要らない
かわりにリュートを弾こう
古い時代に埋もれた歌も
付け足して
知らず流れた涙は
誰にも見られないまま
湖に溶けた
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夢の幻追いかけて
泣きべそかいて
立ちどまる
哀しみの螺旋
断ち切りたくて
また、もう一度歩き出す
残酷な言葉は
逃げることを否定した
信念に砕かれて
隠された光の道を示した
詩人:大示 | [投票][編集] |
砂が舞う大地に
無機質な足音
遠ざかる心を振り向かずに
置き去りの心は
白砂に埋もれて
咽び泣く風は
私の為に
いつの日か
あなたの
手作りの心を
受け取れる
その時を夢に見ている
詩人:大示 | [投票][編集] |
アイシャドウOK
眉もOK
睫毛だっていい感じ
口紅苦手だからグロスにしようかな
鏡の中にあなたが写った
『これ、落としただろう』
差し出されたのは
少し高そうな口紅
買った覚え無かったけど
『ありがとう』
どんな顔して
レジに持って行ったのかな
せっかくのプレゼント
口紅、頑張ろう
詩人:大示 | [投票][編集] |
そう広くない水の中
一つ処に止まって
あなたは何を思っているの
ちょっと窮屈かな
もう少し器、大きくないと
でも、あまり広いと寂しいかもしれないな
そうね
あなた寂しいのは嫌でしょう
やっぱりこのままでいいや