詩人:大示 | [投票][編集] |
『何も知らないくせに』
その通りだ
でも、話してくれなかったじゃないか
あなたの口から教えてくれないと、解らない
PCで検索したって意味は無いんだから
不器用でも全然構わない
一言でも構わない
格好なんてつけてもしょうがないだろう
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おや、まるかじりですか
ふむ、ウサギ、かな?
なるほど、ジャムも良いですね
まさに十人十色
私でさえ、こんなにも変身できるのです
作り手のあなた方も
思うように姿を変えてみてはいかがでしょう
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どうしても譲れないものがある
もしかしたら誰にも理解されないかもしれないが
注意すべきことは
『我が儘』だけにならないことだ
似て非なるものは見極めが肝要
一つの道に誇りをもって
日々鍛練
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また?
どうして?
あぁ、今日もか
小さな亡骸が車の横に
いつも同じ場所だ
誰かしら?
チリンと音がしたので振り返ると
自前の毛皮を粋に着こなしたハンター登場
そういえば洗い立てのボンネットに足跡が付いてましたっけ
少しだけ憎らしい
得意げな顔をそっと撫でました
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太陽が昇れば
目覚めるはず
なのに目を瞑ったまま
そういえば朝に弱かったな
ふと思いだし、泣いた
いつもの朝はもう来ない
『おはよう』が交わせない
夕闇が迫る頃
やっと言えた
『いってらっしゃい』
また会える時まで
いってらっしゃい
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言葉にすれば
嘘になる
そんな気がして
言えなかった
でも君は一度も『言ってくれ』とは言わなかった
ただ隣で嬉しげに笑っていた
眠っている君に一度だけの告白を
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最後に見つめるのは何だろう
叶うなら、いつも無愛想な、だけど愛しいあの人の顔を
この目に焼き付けたい
いつもの、あの人らしい
しかめっ面
私だけが、その表情の意味を理解していた
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感染ルートを探しましょう
こんな気持ちは初めてです
四つ葉が廻ってきたみたい
知らず、笑みがこぼれます
これなら誰も嫌がらない
あなたも感染してみませんか
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一つの命から歌が生まれ
二人を引き合わせる
三年分の想いを語り
四度目の朝に
五つの約束を交わした
六枚のコインを持って
七色の架け橋を渡る時
八人の男女に出会った
九回目の別れが訪れ
また独りになった