プラチナに照らされてきつい酒を飲む汗ばんだ身体を夜気に晒して君の黒髪を撫でた少し開いた唇に艶を感じて空を見る『憎い朝を飛び越えて夜に君を閉じ込めたい』こんな勝手な願い事は新月も叶えてはくれないだろう夜空を見れば月が笑っていた新月まで、あと少し
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