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大示の部屋


[106] 鬼ごっこ
詩人:大示 [投票][編集]


小さな黒猫が
期待に満ちた目で見つめてくる

なるほど、鬼ごっこがしたいのね?


わざとらしく
足音をたて、逃げるフリ

黒い毛糸玉が転がるように
一生懸命追っかけてくる


あの人も、あんなふうに
追いかけてくれるかしら


2008/12/17 (Wed)

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