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大示の部屋


[123] 砕かれた心
詩人:大示 [投票][編集]


始まりは一度きりの約束
叶うはず無いと思いながらも
指切りをする


目指すものは限り無く遠い

何度も消えかかる背中を追いかけ

行き着いた場所は何もなかった

血迷い事を呟くには
お誂えの世界


曾ての憧れは憎悪に塗り潰され
全ての栄光は色褪せた



あぁ、ほらね
あの日の約束はやっぱり叶わない

約束が僕を苦しめる

君と交わした指輪さえも
枷になった

2008/12/23 (Tue)

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