疲れた私は地面に崩れ落ちた
私の破片を拾い上げ、あなたは
組み立てようと必死で
どうしたって完璧には
戻らないのに
あなたは諦めないの
私自身、とっくに諦めてしまった
この私を
顔が、あなたの手によって
再生された頃
あなたの大きな両手の中で
最初に目にしたのは
夕闇を背負ったあなた
空が重くないの?
いつ放り出されてもおかしくない
それほどにまでバラバラな私を
空を背負いながらあなたは
私を再生してくれる
この感情、なんていうんだっけ
全部治ったら、思い出すかしら
2009/03/03 (Tue)