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大示の部屋


[244] 心の隙間に思う
詩人:大示 [投票][編集]


目を離したら消えてしまうかも
なんて、自分で創りだした恐怖に
危うく呑まれそうになった

他愛も無いことに笑い合う日々を
過ごしていると、必ず来るという
永遠の別れが嘘みたいだね

その日が来る前に、お互い
どれだけの事ができるのだろう?

大切なもの分かち合って

困難すら笑い合って

たまに、そっぽ向いて

また、顔見合わせて

何度も繰り返して


そうこうしてると
いつか来てしまうんだろうな

別れの日

嫌だ、って叫んだって
引き離す誰かには届かないんだ


そんなときに、無理に笑えなんて

僕には、とてもじゃないけど
言えないよ

泣いていてもいいよ

怒っていてもいいよ

ただ、どんな終わりでも
最後に目にする顔は

どうか、君でありますように

2009/06/15 (Mon)

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