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大示の部屋


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詩人:大示 [投票][編集]


僕は、かつて
温かい羊水に身を委ねて
母の声に耳をすませていた


どんな声だったのだろう


君が僕の名前を呼ぶように

穏やかな優しい声だったろうか


僕は今

冷たい水に身を委ねて
君の声に耳をすませている



2010/07/03 (Sat)

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