皆が笑って迎える朝に私は涙を流して時計を見る皆が安らかに夢を見る夜私は、冷たい汗を流して月を見る苦しいなんて言葉はそこにはないこれが『普通』だったのだからだけど頭を撫でてくれるあなたの顔を見てあぁ、私は苦しかったのだろうなと思うようになったのだ
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