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大示の部屋


[60] 必要なんだ
詩人:大示 [投票][得票][編集]


情けない顔を見られるのが耐えられなくて

なんの罪もない月を
睨み付けていた

いつの間にか伝わる体温が
銀色を滲ませた


新月の願い事など
叶わないと思っていた



(他に何も要らない、だから無条件で愛してくれる人を僕に与えて下さい)


2008/12/13 (Sat)

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