詩人:蒼ノ天使 | [投票][編集] |
忘れないよ
君との思い出
時がどんなに流れても
忘れないよ
君の笑顔
君の温もり
全部僕の…
僕だけの宝物
だけどもうたくさんで何も入らないんだ…
どんなに詰めても
どんなに押し込めても
どうして…
僕は君を忘れたことなんかないのに…
どうして…
君はいついなくなったんだよ…
忘れないよ
昔の笑い声を
一日泣きじゃくっても
忘れないよ
君の素顔
君の大切さ
全部君の…
君だけの原石
だけどもうたくさん傷つき直せないんだ…
どんなに磨いても
どんなに洗い流しても
どうして…
君をきずつけてしまったのだろうか…
どうして…
僕は君を追い求め彷徨うのか…
どうして…
君は僕の色褪せた思い出からいなくなったの…
僕はいつ君に会えますか…
詩人:蒼ノ天使 | [投票][編集] |
今日もまた妬いた
僕は女とは話さない
君は男友達がおおい
いつも妬いている僕
そして妬かせてる君
メール越しでの口げんか
でも言わなかったよね…
『別れよう』なんて…
君の水着姿…
君の浴衣姿…
正直他の男にみせたくない…
でも君は拒まなかった…
あっさりと聞き流した
うらやましいよ…
君の周りにいる男が…
なんで…
どうして…
妬くことしか出来なくて…
行動が全然できないでいた
だって君がこんなにも遠くにいるんだもん…
『会いたいよ…』
電話越しでの君の声…
大人がうらやましいよ…
きっと大人の僕は…
きっとまた妬いてるんだろうな…
そう思いながら…
今日もまた君のことで妬いてます…
詩人:蒼ノ天使 | [投票][編集] |
君が愛しいんだ…
遠距離ってのはやっかいだよ…
僕が透明人間だったなら全てをすり抜けて君に会いに行く…
僕が鳥なら翼をはばめかせ君に会いに行く…たとえ翼が折れても…
僕が雲なら空を流れ旅し、雨になって君に会いに行く…雪になってでも…
僕が風になれば落ち葉を巻き込んで秋を知らせながら君に会いに行く…
僕が死んじゃえば幽霊になって君に会いに行く…ずっと見守れる……
僕が居なくなれば君は悲しんでくれるかな…
詩人:蒼ノ天使 | [投票][編集] |
みっともなく泣いた自分
諦めて泣きじゃくった自分
昔の自分はみんな弱虫だった
小さな事で争い
微かな事でもめ
わずかな事で騒ぎ
みーんな昔!
でもどんなに角度を360度変えて
どんなに頭を回してもどれもみんな自分なんだ
挫けて
泣いて
笑って
怒って
時には恋もした…
儚く
切ない恋…
とっても苦しかった
でも…
だからこそ自分が改めてわかった気がするんだ…
勝手な思い込みでもなく
自分勝手な考えでもなく
自分を知った…
自分を知って…
大人になって…
後悔した事はかぞえきれないほどたくさんある…
それに比べて幸せなんかかぞえられる程度…
でもさ…
幸せなんか一人一人違うものだから…
例え僕が昔の自分にとりつかれてもいつか振りほどける日がくるはず…
あのみっともなく泣いていた自分が今ではとてもうらやましく感じる日だってくる…
人それぞれだから…
焦らないで
急がないで
過去を自分の手で描き直して
反対の手で未来を描けばいい
僕の描いた過去よ…
僕が描いた未来よ…
絶望も希望も…
不幸も幸せも…
不安も期待も…
全部…
ぜーんぶ抱いて明日に届け!
詩人:蒼ノ天使 | [投票][編集] |
君から借りたノート
必死に写していた僕
ノートの端に小さく
大好きの三文字
それは遠い過去
そして…今の僕にとって
それは遠い未来
どうして君は僕の手を離したの?
顔に水を浴びて
体に雨を受けて
君を待ち続けた夜
叶わない恋
願えない愛
どうして?
普通の人たちのように…
普通に笑い合い
普通に抱き合い
普通に泣き合い
普通に愛し合いたかった…
なのに!
神という存在を憎み
人という存在を恨む
叶わぬ恋ならいっそ諦めるやる!
何度も心に焼き付けたか…
でもね…
でも振り切れないんだよ
助けてよ…
君が…
君だけが…
君じゃなきゃだめなんだよ
もう誰も好きにならないって決めたのにね
でもね…
君が好きなんだ…
どうしてだろ…
泣きたいよ…
ここまで君を好きになった自分が憎い…
叶わぬ恋
届かぬ想い
それでも…
僕は今でもあなたが大好きです…
詩人:蒼ノ天使 | [投票][編集] |
何度も押した君の後ろ姿
君の背中はきっと僕の手の跡でいっぱいになってるよ
苦しみをこらえて相談にのっていた自分…
君が好きだから…
でもやっぱり無理だったんだよね
ねぇ、神様
もし僕の願い事が叶えらるなら…
僕のこの想いを消して下さい…
君に会う度何度そう願ったか…
君の声を聞く度…
君の笑顔を見る度
君の姿を見る度…
締め付けられるような気持ち…
相談にのるたびに
君を意識し始めた
神様…
あなたは始めから知っていたのですか
僕がこうなることを…
だとしたら…
君のこと忘れたい…
嘘でもなく…
偽りでもなく…
忘れたくても忘れられない…
一人で泣いた夜だってあったんだよ
君のこと想いながら…
君が見ている空を
僕も眺めながら…
君はいつか僕が残した手跡を消し始めるでしょう…
それは君が幸せになれたとき…
そして…
君が僕を忘れ…
僕が君を忘れたとき…
それでも僕の初恋の相手は…
何年経っても…
何十年経っても…
あなただけです…
詩人:蒼ノ天使 | [投票][編集] |
僕は旅人
君の名前
思い出すと胸が痛む
僕の真上にある蒼い空
白い雲が流れ行く
雲は空の旅人
僕は心の旅人
君の心をいつまでもあるいた…
遠い朝に僕の過去を捨てて…ゆっくりゆっくり音もたてず歩き行く
遠い未来を…
僕は旅人
夢を渡り歩く
日を変え行き
新しい日を紡ぐ
時を流す
せせらぎは感じずに
涼しさも感じないで
旅人は水を求める
僕は君の涙を求め
別れではなく出会い
感動…
旅人の腹が減る
君を心と身体で感じたい…
すべてを…
しかし旅人は何も得られず息絶える…
君を知ることなく…
蒼き空はやがて黒く染まり涙を流す…
それは悲しみと辛さと苦しみを知ることができた旅人への歓喜…
決して哀気ではない…
黒き空は旅人に会えた…
しかし時すでに遅し…
君の表情もやがて染まり始める…
それは後悔の終わり…
狂気の始まり…
旅人の死を見つみて…
蒼き空は何を見て
何を感じ
何を思ったのだろうか?
君は僕の死を見つめて…
僕の何処を見て
何を感じたのだろうか?
僕は旅人
身を焦がしボロボロの布を羽織り君を求めさ迷い歩く…
蒼き空は…
僕の君は…
一人の旅人の死を見つめ何をおもふのか…
詩人:蒼ノ天使 | [投票][編集] |
あの日のさびしさは今でも覚えてるよ
おれすげぇ金遣い荒くて…
帰り道にお前笑いながら…
“なんとかなるよ”
って言ってくれたよな
街灯がすごい眩しく感じて
周りの静けさに黙り込んだ
二人だけの空間ってやつかな
すごいドキドキした
恥ずかしいけどほんとなんだ
甘い吐息に
髪のにおい
マジできれいだった
おれがジーってみてたらお前照れたよな
そしたらお前照れながら…
“喉渇いたっ!”
でも今持ってるのはせいぜい缶コーヒー一本買えるぐらいの金しかないのにお前は…
“ならさ二人で飲みあいっこしよっ!”
マジ恥ずかしかったけどお前マジな顔してたからさ嫌だなんて言えなかった…
苦いの苦手だって言ってたから甘いやつにしてあげた
“今度は君の番だよ”
間接キス…
マジでハズかった…
でもどこか幸せな気持ちだった…
お前の満足そうな顔をみると…
二人だけの幸せな空間
その笑顔はおれがまもってやる!
お前に聞かれたらハズいし心のなかでそっと囁いた
温かかった缶コーヒー…
温かかった君の笑顔…
金じゃ手に入らない幸せなんかいくらでもあるんだ…
ありがとな!