詩人:蒼ノ天使 | [投票][編集] |
なんだか今日は眠れそうにない…
暇だからコンビニでもいこっかな
僕が住んでるとこは田舎。
山しかないんだ
だからコンビニも歩いて一時間くらい…
夜1時30分…
家をでる…
ヒューと風が軽く吹いた…
歩き出す…闇に呑まれるように…
満点の星空…
数え切れないくらい多い
月明りが孤独の僕を照らしている…
今日は満月なんだ…
外に出るまで気付かなかった。
夜1時45分…
夢中に歩いていたら歩いていることすら忘れるときがある…
外にでて初めて地面を歩いてる感覚がわかる…靴越しに…
僕らはこのどこまでも続く大地の上で暮らしている…
案外近いのかも…
時々一人で夜道を歩いていると独り言が出てしまう…
誰かに聞かれていたら正直恥ずかしい…
夜2時00分…
そろそろコンビニが見えてきてもいいはずなんだけどな…
あと少し…
もう少し…
あとちょっと…
もうちょっと…
もう少しこの地面の感覚を味わいたかった…これはわがままですか?
夜2時10分…
コンビニに着いた。
妙に明るく…また光のようにさえ見える…
「いらっしゃいませ!!」
店員は一人…
てきとーにおにぎりと飲みものを買う…
たまごと…いろいろかう…
夜2時30分…
コンビニをでた…
腕が重い…
袋が重い…
また来た道を戻ります。
すごい暗い…寒いし…眠いし…
疲れたからかな?
はやく寝なきゃだな!
おやすみ…
夜2時50分…
今日が僕の初めていなくなった日…
永遠を初めて実感した日…