詩人:蒼ノ天使 | [投票][編集] |
過去を描く自分の左手
未来を滲めたがる右手
二つの絵が一つになるとき過去は全てガラスとなる…
親友
友情
彼女
愛情
家族
幸福
今の自分では全て過去
この広い世界
見果てぬ世界
始まりの世界
風を運ぶ世界
終わりがない…
ガラスの破片のように僕の記憶からとびちった…
貧困
裕福
救い
叫び
悲鳴
嘆き
混沌
寒冷
温暖
世界の真相…
ガラスの破片
君は何を思いこの世界を見つめてるの?
いいとこなんか数えられるぐらいしかないのに…
ガラスの上じゃ絵は描けない…
世界の上じゃ人は変われない…
いや…人は変わるべきではない…
このガラスの繊細且つ優美に透き通った破片は時に僕らさえもを傷つける…
戦争
貧弱
時には世界が鋭いその刃を我が胸に付き当てる…
ドウシテ?
ガラスはガラス
時には形を変える…
世界は世界…
時には表情を変える…
僕がそぉっと息を吹き掛けるとガラスはワレル…
音も立てずに静かに…
世界も僕の一息で変えたい…
未来を担う子供達のタメニ…