詩人:蒼ノ天使 | [投票][得票][編集] |
昨日の放課後
最後に君を見た場所…
君はもういない…
この教室には…
この君とずっと過ごしてきたこの教室には…
たくさんの思いでが溢れる…
僕の目からも熱いものが溢れる…
朝のあいさつ…君の笑い声…さようならのあいさつも…
君はどこに行ったの?
まるで遥か彼方へ行ったような…
この感覚…
今君はどこにいるの?
静まり返る教室に僕の声が響く…
スーッと風が吹く…
君の髪がなびいた朝…あの髪のかすかなにおい…
懐かしさをあおるように記憶が鮮明によみがえる…
そしてはしゃいでた昼…
君の笑い声が何度も記憶を揺さぶる…
そして…君が別れを告げた放課後…
まだ別れたくないのに…
わがままばかりでごめんね…
だから今度ははっきり言うよ…
わがままばかり言えないもん
さよなら…僕が愛した君へ…