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蒼ノ天使の部屋


[5] 塔Lョウシツ
詩人:蒼ノ天使 [投票][得票][編集]

昨日の放課後

最後に君を見た場所…
君はもういない…

この教室には…

この君とずっと過ごしてきたこの教室には…
たくさんの思いでが溢れる…

僕の目からも熱いものが溢れる…

朝のあいさつ…君の笑い声…さようならのあいさつも…

君はどこに行ったの?
まるで遥か彼方へ行ったような…

この感覚…

今君はどこにいるの?
静まり返る教室に僕の声が響く…

スーッと風が吹く…

君の髪がなびいた朝…あの髪のかすかなにおい…

懐かしさをあおるように記憶が鮮明によみがえる…

そしてはしゃいでた昼…

君の笑い声が何度も記憶を揺さぶる…

そして…君が別れを告げた放課後…

まだ別れたくないのに…

わがままばかりでごめんね…

だから今度ははっきり言うよ…

わがままばかり言えないもん

さよなら…僕が愛した君へ…

2006/05/17 (Wed)

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