詩人:月 瑞樹 | [投票][編集] |
私は遠回しに人を傷つけて
あの頃みたいに巻き込んでく。
そこには誰もいないのに 一人なのに
それでもいいと思ってしまう。
誰が聞いている訳でもなく
ココにいてはいけないのだと
どれだけ叫んだって君は
助けにも来てくれないんだね。
私は幸せなの?
ここにはどうしようもない不安が回ってて
そしてまた侵食していく。
本当は君でさえ恐れてしまうほど 闇のように
目の前は何にも見えていないのに。
触れている事で安心もできず
本当の貴方が見分けられる自信もないんだ。
それでも君しかいない私を
つれていってはくれないんだね。
私が幸せなの?
どうして誰にも言わないでおくの?
ここにはもう誰だっているのに。
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髪を上げたとき貴方の背中が見えた。
私の手と貴方の手は本当に繋がれているのかって
思うのはやめた。
同じものを見ているはず
同じ土を踏んでるはず
同じ空に生きてるはず
今日はいつもより強く手を握ろう。
離した後も幸せ感じられるように
詩人:月 瑞樹 | [投票][編集] |
あの娘は何処に行ったのかしら。
小さな、小さな命は抵抗することを産まれた時から覚えず
私と蝶の取り合い。よそ見している間に
奪われちゃった。何も悪いことなんていってもいないのに
ただ私とこれからのことについて話していただけ。
大きな戦力なんていらないよ。
人間が何だって言うの。
同じ生き物なのに。
彼が何したって言うの。
大きな蒲公英。
小さな蒲公英。
あの娘を彼は許すかしら?
私は未だに涙で前が見えないけれど。
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こうして私がため息をついている間も
貴方はあの人がいることで幸せを感じて
こうして私が声を殺して泣いている間に
貴方は誰の声を聞いているの?
なんだかんだ言って忘れてはいない事に気づいた
なんだかんだ言って好きなことに変わりなかった
詩人:月 瑞樹 | [投票][編集] |
「いかないで。」と言った声は消える定め。
同じだけ進んだはずなのにココには見知らぬ他人だけ
抱きしめたいと思う時に君は笑って走って行ってしまって
その後に私の頬をつたう塩水を拭ってくれるのもまた。。。
こんな気持ちにしたまま
私から離れて行っちゃうの?
だったらなんで
あの時キスしたりするの。。?
だったらなんで
まだこんな所で貴方でいっぱいな私に
期待させるようなこというの。。?
もうこんな中途半端な場所で
助けを乞うことはやめて。
ただ偶然。 貴方を好きなだけな私。
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触れてみたいと思わせるくらいに
美しく咲く満月。
本当は届かなくっても
意味はある神様。
お願いにお願いが重なって
疲れきった星は
また流れて姿を消して。。
どこかで何かがこうやって生きていく中で
あの娘を探す命に
幸せは与えられず
また消えていく小さい命
本当は産んであげたかったと
後で声を殺して。。後悔しても遅いのに
消えてく
消えてく
今日も何万の命
詩人:月 瑞樹 | [投票][編集] |
全てが小さく見える幻想
どんなに抱き合っていても
なんにも感触のない映像
こんなに抱きついていても
体を触れ合うことで
手にとれた何か。
私はすぐに逃げてしまうけど
手にあった何か。
こんなところに一人きりで立っていても
誰一人来ないことはわかっているでしょう?
助けも来ないはずの海で
一人溺れてみせる。
君が私をつかむ腕
これが幸せなだけ