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百年草の部屋


[35] サヨナラも告げずに
詩人:百年草 [投票][編集]


雪はいつのまにか
冷たい雨に変わって

黄昏れ濡れる自分に
少し酔っていた

突然の君の言葉に
僕はただ頷いた


二人で並んで歩いた道を
独りで歩く

見慣れた景色もなんだか違って見える


その日、
僕と君の関係は終わった

僕からはサヨナラも告げずに…

2011/02/18 (Fri)

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