雪はいつのまにか冷たい雨に変わって黄昏れ濡れる自分に少し酔っていた突然の君の言葉に僕はただ頷いた二人で並んで歩いた道を独りで歩く見慣れた景色もなんだか違って見えるその日、僕と君の関係は終わった僕からはサヨナラも告げずに…
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