好きなんだよ。


鈍感な君は気付いてないみたいだけど、


でも、まぁ、気付いてなくて当然だよね。


だって、君は僕のこと友達としてしか見てないし、

君の目はあの子しかみてないから。

空を見上げた。


真っ青で、とても広かった。



ふと思った。


なんだか寂しそうだなぁって。


いつも一緒にいる雲がいないし、

かといって、人間には手が届かないし…

くだらない話でも

ただ目が合うだけでも

うれしくて、うれしくて・・・

言葉にしなくちゃ伝わんなくて

気付いてくれればいいのに

あいつは気付いてくれなくて


辛いよ。


言葉にしなくても、伝わればいいのに

いつも強がってしまう。


ホントは泣きたい。


けど、君に弱いトコ見られたくなくて。



強がってもいいですか？

アイツと喧嘩した。

いつもみたいに笑って明日会えるかな？


なんだか今日は不安でたまらなかった。

今年の夏のこと。


僕はお墓でハッピーバースデーを歌った。

おめでとう。　今日で15歳だね。



でも、僕の知っている君はまだ13歳のまま。



僕は来年も再来年も、これからずーっと先も

君の誕生日が来るたびに

君のお墓の前でハッピーバースデーを歌おうと思う。

どうして？

どうしてアイツなの？


君も変わってしまったのかな？


このままだと、僕の心も変わってしまいそうです。

前は、チョコレートみたいな甘い恋がしたかった。

でも今は、

イチゴのような甘酸っぱい恋がしたい。

「可愛いね」

冗談で君が言った。



冗談でも、すごく嬉しかった。