詩人:ひこ星 | [投票][編集] |
僕は決めました。
これから新しい未来へ進みます。
君という名の壁を乗り越え、次に進みます。
僕はもう、君という壁によりかかり、休憩するのはもうやめにします。
僕は新しい道を突き進むことにします。
『さよなら、大好きだった君』
『さよなら、昨日までの僕』
『こんにちは、新しい僕』
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大好きなアイツに呼ばれた。
なんかすんごくドキドキしてた。
ドキドキしすぎて、だまってアイツについて行った。
いつまで歩くんだよ… 中庭まで来ちゃったじゃん。
アタシは声を振り絞った。
「何なの?どこまでいくの?」
「あのさぁ、俺お前のこと好きだ」
一瞬、時が止まったみたいだった。
ふと、考えた、あの手紙はコイツだったの!?
どうりで馬鹿なわけだ。
嬉しい反面、おかしくて笑いが止まんなかった。
「なんで笑ってんだよ。こっちは大真面目なんだからな。あんな手紙まで書いて」アイツが言った。
(やっぱ、あの手紙の差出人、こいつだったのか)
そう考えたら、さらに笑えた。
アタシは笑いながら「嬉しいけど、○○が…」
笑い疲れたら、今度は涙が出てきた。
嬉しすぎて、あまりにも幸せすぎて…
「付き合って下さい」
アタシの口から知らないうちにこの言葉が出てた。
その時のアイツの笑顔。アタシは一生忘れないと思う。
だって、夏の太陽より、輝いてたから。
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やっと返事が聞ける。
教室のアイツの机の上には、手紙があった。
どうせ、誰も来ないから、その場であわてて、手紙を読んだ。
え〜 まぢかよ 僕は肩を落とした。
また、名前を書き忘れていたのだ…
もうこの際、直接言うしかない。
僕は決めた。明日、直接言う。
昼休み・・・
「○○。ちょっといい」俺はアイツを呼んだ。
首をかしげながらも、アイツはついて来ていた。
中庭の廊下に出た所でアイツが
「なんなの?どこまでいくの?」と言った。
どこまで行くかなんて、考えてなかった。
「あのさぁ、俺おまえのこと好きだ」思い切って言ってみた。
一瞬、時間が止まったみたいだった。
アイツが「プッ」と吹いて、いきなり笑い始めた。
「なんで笑ってんだよ。こっちは大真面目なんだからな。あんな手紙まで書いて」のくは言った。
笑いながら、アイツは話始めた、
「だって、うれしいけど、○○が・・・」
今度は泣き始めた。
「付き合って下さい」アイツが言った。
最高の瞬間だった。
この日のための文通だったのかもしれないな。そう思った。
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放課後、手紙が置いていないか、つい、確認しに教室へ行ってしまった。
『最重要機密文書〔第2弾〕』と書かれた手紙が机の上にあった。
アタシには、好きな奴がいる。
だから、断わるだろうけど、もし、この手紙の差出人がアイツだったら…って考えたら、すぐにこの手紙を読みたかった。
アタシは手紙を持って、家まで必死に走った。
今までで、1番速かったかもしんない。
部屋に飛び込んで、鍵を閉め、急いで封を開けた。
アタシはその場に、バタッと倒れた。
〔また名前書いてないし!!!〕
とりあえず、返事を書くことにした。
dear ホントにアホな差出人
また名前、書いてなっかたんですけど(汗)
君ってある意味すごいですね(笑)
アタシには、好きな人がいます。
バカで、ドジで、野球のコトしか考えてない、
しょうもない奴なんだけど、好きなんです。
もし、君がその人なら付き合ってほしいです。
お返事待ってます。
from ○○○○
封筒に『最重要機密文書〔お返事A〕』と書いて、
前回と同じように机に置いておいた。
翌日の朝、やっぱり手紙はなくなっていた。
アイツだったらいいなぁ
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放課後、部活帰りに忘れ物を取りに教室へ行った。
あぁ、そういえば、アイツ普通に俺に話しかけてきたなぁ。こりゃ完全にふられたな。
教室に入り、アイツの席を見ると、一通の手紙が置いてあった。
『最重要機密文書〔お返事〕』と書かれていた。
僕はそれを持ち、急いで家へ帰った。
家に着いたところで、忘れ物をまた忘れたことに気付いた。
でも、僕は取りにはいかなかった。
返事を読む方がずっと大事だ。
部屋に入り、鍵を閉めて、急いで封を開けた。
僕はあわてて読んだ。
僕はショックを受けた。断わられわけじゃないけど・・・
僕は自分の名前を書くのを忘れていたのだ。
急いで返事を書いた。
dear ○○○
名前を書かないなんて、アホなことしちった(泣)
というわけで、改めて、君が好きです。
俺と付き合って下さい。
from アホな奴
『☆完璧☆』
僕は次の日の放課後、みんなが帰った後、アイツの机に返事を置いてから、部活へ行った。
翌日の朝、手紙はなくなっていた。
アイツちゃんとよんだかな?
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放課後の教室
机に置いてあった一通の手紙。
『最重要機密文書』って書いてあった。
アタシ宛の手紙だった。
帰って読んでみた。
いわゆる『ラブレター』ってやつだった。
で、でも、〔君を想う者〕と書いてあるだけで、
肝心の差出人が誰だかわからなかった。
とりあえず、返事を書いた。
dear 名もなき差出人
『最重要機密文書』読みました。
お気持ちはうれしいのですが、あなたは誰ですか?
あなたが誰なのかわからないと、返事のしようがありません。
お返事ください。
from ○○○○
追伸:あなた相当のアホですね(笑)
次の日の放課後、アタシは机に手紙を置いて帰った。
翌日、登校すると、手紙がなくなっていた。
あのアホな彼に届いたのだろうか。
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dear 僕の大切な人
ずっと、ずーっと前から、君が大好きでした。
幸せにします。
もしよろしければ、僕と付き合って下さい。
from 君を想う者
追伸:鈍感な君が気づかなかったら困るので、
これはいわゆるラブレターってやつです。
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あい。 愛。
であい。 出会い。
れんあい。 恋愛。
かたりあい。 語り合い。
〔あい〕にもいろんな形があって。
この世には、僕らがいて、たくさんの〔あい〕があって。