追いつけもしない背中を僕は追っている。耳元で風がうなる。風が「諦めろ」って言ってるみたいに聞こえる。息を切らしながらただ君の背中だけを見て 走ってる。追いつきたい。大きな背中を見つめ今日も僕は走る。
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