左手の薬指を見て君を思い出すよ。あの頃僕らはまだ子供でアタシの夢はアンタのお嫁さんだった。ある時、アンタは油性ペンを出してアタシの左手の薬指に、2本線を引いて『僕のお嫁さんになって下さい』って、笑顔で言ってた。今もあの言葉信じてるよ。アタシの夢は今でも変わらないよ。
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