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カタリナの部屋


[104] 明日の君
詩人:カタリナ [投票][編集]


日暮れ間近の街に 買い物帰りの
僕と君が手をつなきながら
家までのわずかな時間を
くだらない話をして いつものように帰る

今日はどんな一日だったの?
もしかしたら泣いていやしなかったかと
心配でいてもたってもいられなかった
そんな大袈裟なことを君は言う

強がって意地を張って
悲しいときほどやさしい君は
僕に心配させまいと
笑っているから ねえ
たまには涙見せて
僕が頼りないから 
君に強がらせてるんだとしたら
僕はなんて罪な奴だろう
君のために強くならなくちゃ
明日の君が心から笑えますように

幸せは 誰にとっても変わらないけど
僕には僕の 君には君の
幸せの形がある 
それを押し付けても無理に受け入れても
幸せにはなれない

すれ違う お腹を大きくした
お母さんと支えるように横に立つ
お父さんの姿に幸せを垣間見た

強がって意地を張ってた
昨日の僕が馬鹿馬鹿しくなるくらい
明日の僕は強くなるから
もう君に無理に笑わせたりしない
泣き虫なのはお互い様だけど
明日も変わらずいい日になるよ
だって一番好きな人が傍にいる

また明日、明日と人は
同じような今日を重ねて生きていく
たとえば明日、君に綺麗な景色を見せられたら
明日の明日はもっと綺麗な景色を見せたい
そんな風に思う気持ちを育ててていけたなら

強がって意地を張って
悲しいときほどやさしい君は
僕に心配させまいと
笑っているから ねえ
たまには涙見せて
僕が頼りないから 
君に強がらせてるんだとしたら
僕はなんて罪な奴だろう
君のために強くならなくちゃ
明日の君が心から笑えますように。




2018/08/04 (Sat)

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