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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[108] 愛してる
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]

ただいまを言うのも
面倒くさくなった
いつしか僕は君を忘れて 
君が泣いていても胸が痛まなくなってた

出会った頃は毎日のように
笑い転げてるだけで
嬉しくて仕方なかったのに
いつから変わってしまったんだろう

渡せないままの指輪 まだ
捨てられないでいるよ
涙に濡れてふやけているんだ
ほらみっともないだろう
もう届くことはない愛してる
そんなこと知っているんだ

朝になったら
さよならが夢の中の出来事で
いつものように君に
当たり前に会える気がしていた

人に自慢できそうなものは
何もないしむしろ足りないところばかりだ
それでも君は笑って僕の失敗を許した

つないだ手のぬくもりがまだ
手のひらに残っているよ
重ねた思い出はあまりに多すぎて
アルバムからはみ出してしまう
手を離したのは僕の方なのに
後悔をするなんておかしいね

愛してるってどうすれば
伝えられたかな
それを知らない僕は相当の馬鹿だね

渡ないままの指輪 まだ
捨てられないでいるよ
涙に濡れてふやけているんだ
ほらみっともないだろう
もう届くことはない愛してる
そんなこと知っているんだ
それでも愛してるんだ。








2018/08/04 (Sat)

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