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カタリナの部屋


[111] 夜間飛行
詩人:カタリナ [投票][編集]


銀河を渡る汽車は 汽笛をあげて
思い出を拾い集める
マンガの中の出来事はページをめくれば
そこに私だけの箱庭が広がる

何のために生きているのか
そんなことわからなくていい
ただ夢を見ているうちに旅は終わる

どんな悲しみもどんな喜びも
いつかは消えてしまうことを
僕は忘れていたよ 
そんな当たり前なことも

だけど時間はあまりない
ほら君は大人になる
もうマンガも読まない

夢を語るには大人になりすぎた
でも、夜は僕に翼をくれる
宇宙に旅立つための切符をくれる

まぶたを閉じれば旅人になれる
ほらどこへ今夜は行こうか?






2018/08/06 (Mon)

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