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カタリナの部屋


[122] 虹の生まれた日
詩人:カタリナ [投票][編集]

なにも考えなくていいから
心を向き合わせたときくらいは
優しさを胸に灯して泥でよごれて
傷だらけの手もためらわず握るよ

目を閉じればまぶたの裏側はシアター
星が遠くに浮かんで見えるよ
イメージだけで国ひとつ作れる
欠点は目を開けてしまうと消えてしまう

あふれる言葉を誰かになんとしてでも
伝えたくてただ大多数の誰かに届ける
宛先のない手紙にたとえば
名前も知らないあなたが笑顔でいてくれたら
いいなと思う感情だけあればいい

どこへ行くわけでもないけど
空に架かる虹の生まれた日に
産声をあげた命や宝物のような涙に
出会えた今日があるだけでいい。





2018/08/11 (Sat)

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