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カタリナの部屋


[124] さよならはいつもその足元になにかを残して
詩人:カタリナ [投票][編集]


またひとつ季節が 移り変わる
出会い別れ 悲喜こもごもありまして
呪いのように胸の中に刻まれた痛みが
時々悲しいよと泣き言をいう

父にもらったギターで歌ったあの歌は
今はもうないあの教室の一番後ろで
逃げ水のように浮かんでる

何かの使命感みたいなものかな
譲れない僕だけのただひとつ
遠ざかる背中にかける言葉は
ひとつも浮かばないけど
さよならはいつもその足元になにかを残して。



2018/08/11 (Sat)

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