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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[20] ただいま
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][得票][編集]


日の暮れた道を君と二人手をつなぎ歩く
歩幅は違えども付かず離れず歩いてく

つたない言葉もリレーのようにつないで
温めた先から冷えていく指先

その手のひらの中には確かな幸せが揺れる
この道は二人が帰る道 家へと続く道

二人してただいまと言い交わせば
ほら悲しい今日も暮れていく
僕は今 大きな愛に包まれている

あなたには大事な人がいますか?
その人を思うときだけは優しくなれる

足りない言葉を補うのはなんだろう
解れたならば縫い合わせていくだけだ

世界中の人たちに帰る場所があって
待っていてくれる人がいますように 僕は幸せを願うよ

どんな悲しいことがあった日も
いつものように日は暮れていく
改札を出て見上げた空は月の夜

時計が刻む人の一生はあまりに短い
だから僕は今という時間を大切に生きる

ほら今日も日は暮れていく
ただいまを言う準備は整っている
もしも僕が泣いていたら思いきり抱きしめて 
世界中でただひとつ僕が帰るべき場所

手のひらの中には確かな幸せが揺れる
この道は二人が帰る道 家へと続く道

二人してただいまと言い交わせば
ほら悲しい今日も暮れていく
僕は今 大きな愛に包まれている。


2017/05/21 (Sun)

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