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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[33] その笑顔はいつか魔法になる
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


ありふれた言葉で 何度笑っただろう
落ちる寸前で救われて 今日も誰かが笑っている

いくつ季節を数えても 見失う
覚えきれない春夏秋冬

気づけばほらスタートラインに立ってる
昨日のようだねと来た道を振り返る

たいした意味なんてない ただ 
いつしかそれは形になる

幸せっていうには大げさだ
でも、君が笑うとそれだけで
魔法にかかってしまったように
雨が上がるように涙は乾いたよ

紙とペンがあれば 絵を描ける
さみしい余白を埋めるように心の隙間に思い出をあてがう

言葉を覚える前に生まれた
気持ちの名前を僕は知っている

幾重にも交差する
そして僕はまた僕になる

幸せと寸分違わぬものなんだ
でも名前はつけずに抱きしめよう
流れた涙で洗われた心は
大切なものに彩られてく

悲しいときも 嬉しいときも
あるのにさ どうして
君は誰かのために笑い泣けるの?
その笑顔はいつか魔法になる
僕はもう悲しむためだけに泣かないよ


せっていうには大げさだ
でも、君が笑うとそれだけで
魔法にかかってしまったように
雨が上がるように涙は乾いたよ

虹が明日に橋を架ける 
僕はもう涙を流していたことさえ忘れていた。




2018/05/31 (Thu)

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