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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[369] パブロフ
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][得票][編集]


窓を開けて闇に紛れ
白い息を吐き出しながら
夜が明けたばかりの町
凍てつくような寒さだ

脈絡のない会話を楽しんだら
終わらないしりとりに
そろそろケリをつけて殻を破るんだよ

いくつもの言葉や概念が
僕を試すように渦巻いてる
文化や歴史が刻まれた
この国の色彩に飲み込まれて

またひとつの歴史が刻まれる
明日からは昨日とは違う
世界が歩き出していく

名前なんてものには
意味はあまりない
僕らの生きざまに起因するよ
どう生き、くたばるか
シーソーはまだ傾いて間もない

落ちるならば盛大に
笑ってくたばりたいよ

モノラルの雪が降る
この町の冬に
言葉はあまり意味はない
それでも僕らは
寒い寒いとわかりきったことを
今日も顔を合わすたび
口にする まるでパブロフ。









2019/01/18 (Fri)

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