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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[370] 目覚めたときから
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]

夢から覚めるように
僕は気づくんだ
大切なものを
手放したこと

強がりで隠した
寂しさがはみ出して
ほほを伝う川
真っ直ぐ流れる

夕暮れ時のベランダから
沈む夕日を眺めていた
いつから僕はこんなに
弱くなっただろう

じんわりと熱を持つほど
つないでいた手と手
簡単に忘れてしまえるほど
どうでもいい恋じゃない
目覚めたときから
そこにいるのが
当たり前だったから。





2019/01/24 (Thu)

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