詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き | [投票][編集] |
悲しみを一人抱えたとき
僕は気づいたんだ
僕を傷つけるのも人なら
僕を助けるのも人だと
勝手な理屈をつけて
人を嫌ったり好きになったり
まかり間違えて愛したり
幼い日に見た夕日が
僕の瞼の裏に赤々と燃えている
変わらない美しさが
そこにはある
小遣いを貯めて買った
アコースティックギターで
愛や夢を歌うとき
まるで絵を描くように
心に明日を描くだろう。
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