詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き | [投票][編集] |
鏡に映る僕の姿は
君の瞳に映る僕と
同じかい?それとも
少し違うのかな
大概のことならば
笑ってすませられるけど
魔法使いじゃないから
簡単に泣いちゃったりするよ
街が 時間が 流れる
すべてをつつみながら
ひっきりなしに
流れる人波
スローモーションで流れる
一秒を重ねて生きる。
生きる意味はなんだ?
聞かれても答えられずに
気づくといつも夜が星を抱いている
今までいくつもの
言葉や思いを重ねてきたのか
数えたらきっときりがないから
数えないけど立ち止まったら
見上げた空には息をすることも
忘れるくらいの世界が夢を見せている。
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