ホーム > 詩人の部屋 > 尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋 > 恋とにわか雨

尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[418] 恋とにわか雨
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


どしゃ降りの町 君は寂しそうに
頬杖をついて窓の外を眺めてる
君が僕をこうして呼ぶときは
決まって誰かに恋をしたときだ

自信がないのと呟く君に僕ができるのは
ありふれたことだけ 

叶わぬ恋の終わらせ方があるならば教えて
けっして君は僕を好きになることはない
でも恋をしてる君はとても素敵に見える

恋とにわか雨はとてもよく似ている
突然降りかかる運命の瞬間
味わったことのない痛みが胸を突き刺して

きれいな恋の終わらせ方なんてあるわけもなく
さよならはいつもどちらか一人を残して

色とりどりの傘の花が咲き乱れる町は
叶わぬ恋を抱いている
人々の数だけ 物語がある。

2019/03/11 (Mon)

前頁] [尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -