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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[466] 母の日
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


この体に流れている
あなたと同じ血潮を
僕は肌で 感じている
ありふれた言葉のやりとり

大切なものをひとつひとつ
取りこぼさず数えてそれを宝物と呼びたい

いつかあなたと出会ったように
知らず知らず歳を重ねていって
お互いに残り少なくなる命を
なんとなく感じてふと立ち止まる

手にしてる時計は見えずとも
たしかに僕の時間を削っている
ほら最近物忘れが目立っている
白髪も前より増えた気がする

何度でも聞くよ ねえあなたは僕を愛しているかい?

血が身体中に巡るのは
身体という世界を
血が旅人のように
行き交うようだね

何年先になるかわからない
あなたとの最後の日
どんな風に過ごすだろう

あなたが笑ったり泣いたりする
顔をあと何度見れるかな
今日もいつの間にか日は暮れて
空はきれいなオレンジ色に染まる

最初はなんの色も模様もなかった
心にたくさんの思い出をくれた
あなたに届けたい言葉は
こんなんじゃない

僕があなたを否定してもあなたは
僕を受け入れてくれた

それが愛とも気づけずに僕は

いつかあなたと出会ったように
知らず知らず歳を重ねていって
お互いに残り少なくなる命を
なんとなく感じてふと立ち止まる

手にしてる時計は見えずとも
たしかに僕の時間を削っている
ほら最近物忘れが目立っている
白髪も前より増えた気がする

何度でも聞くよ ねえあなたは僕を愛しているかい?



2019/05/25 (Sat)

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