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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[469] 歩いていこう
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


誰かが泣いていた
涙を見て見ぬふりをした
自分が嫌いになった
どうして大丈夫?の
一言もかけられなかった?

緑が繁る季節が 目と鼻の先にある
風鈴を窓辺に飾れば 美しい音が鳴る

歩いていこう どんなときも
泣いてくれる友もいない
愛してくれる恋人もいない
寂しい道をひとり歩けば
思い出が胸の窓を通り過ぎる

風が時々吹くけれど
扉を開ける素振りもなく
閉ざした心は頑なに
夜明けの来ない
夜の中で光を探してる

歩いていこう 
雑草しかない
寂しい道にひまわりの種を蒔いて
希望はあるさと笑い飛ばせば
夢の隙間に光が射す
夜の空がひび割れて

青い絵の具が暗闇を
明るく 塗り替える。




2019/05/25 (Sat)

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