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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[471] シワ
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


ふれた手の温もりで
時間が消えていく
いつの間にかあなたの
胸の中で眠ってる

ありふれた出来事が
重なって特別になる
少しずつ理想が
キャンバスに描かれていくように

笑っている顔も
泣いている顔も
すべて私が好きな
あなたの顔

時々曇ったり
晴れたりする
まるで天気みたいに
気まぐれ

いつの間にか
お互いに歳を重ね
白髪に染まるまで

幸せの意味がしだいに
変わっていく
ほらね手にしたお金では
買えない時間

想い出の多さに
後悔は静かに胸の底に沈む

夢の数だけ刻まれた
シワを見て微笑んだら
雨は晴れに変わる

涙は笑顔は変わる
これからはただひたすら
上ってきた階段を下りる日々。








2019/05/31 (Fri)

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