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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[483] 夏の魔物
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


窓を開ければ
よみがえるあの夏の日
ただ笑ってるだけで
それですべてがゆるされた

そんな昔話は陽炎の向こう
今はもうふれることさえかなわない

いつまでも子供のままでいられると
思っていたんだ

青い空に溶け込んで
夢を見てる
電車の窓
遠ざかる景色

夏の魔物が笑えば
僕らは愈々
シャツに着替えて
夏の思惑に乗せられて。







2019/06/09 (Sun)

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