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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[496] 少年の夏
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


回る自転車の車輪が
夏の路面に張りついて
汗をかいて駆け上がる
少年のシャツに地図を描く

少ない小遣いを貯めて
切符を買うためのお金を出して
僕らは小さな冒険の旅へ

僕らが見た星や虫や知らない景色は
きっとこの世界のほんの一部にしか
過ぎないということも
なんとなくわかっていたよ
それでも僕らはあの日
知らない世界を知ったよ

絵日記に描いた思い出
それは輝く 少年の夏。





2019/06/17 (Mon)

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