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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[57] 月とロケット
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


今朝のニュースが伝えていた
今夜、何十年かぶりに
なんとかっていう流星群が観られるらしい

今日のために無理して買った天体望遠鏡は
感度良好 月のクレーターも見える

天窓から伸ばした望遠鏡が
ほら、届くはずもない
宇宙と地上の距離をゼロにした

今も目を閉じてみればまぶたの裏に宇宙が広がる
図鑑をいくら広げてもわからない夢とロマンが
この瞳の中に星を降らせた
願い事をするのも忘れてしまうくらいに
心奪われていた

人類もやっとここまで来たか
猿から進化を続けて
科学で寿命まで延ばして

今は押し入れの中で埃を被ってる
天体望遠鏡 今も見えるかな
あの日と同じほうき星

はじめた人類が月にロケットを飛ばした
あの日、宇宙飛行士が言った
「地球は青かった」
遠くの方で眩しく光を放ってるのは生きている命の明かり

夜が明けてしまう 暗闇は晴れ
夢を見ていたように目を覚ますと
そこには ただいつもと変わらない世界が広がっていた

今も目を閉じてみればまぶたの裏に宇宙が広がる
図鑑をいくら広げてもわからない夢とロマンが
この瞳の中に星を降らせた
願い事をするのも忘れてしまうくらいに
心奪われていた。







2018/07/01 (Sun)

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