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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[585] 夜明け前
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]

誰を待つでもなく ただここにいるよ
夜が明けてく 町の空が見えたら
窓を開けて 新しい空にキスをするんだ

昨日降った雨が 残した水溜まりが
足跡のように 点々と続いてる

退屈な時間は なるべく作らないように
僕が話をするよ 会話が途切れないように

言葉がつながる でも些か 無理矢理
離したくない 手が 時計の針を止めたよ

誰を待つでもなく ただここにいるよ
夜が明けてく 町の空が見えたら
窓を開けて 新しい空にキスをするんだ

誰に話すでもなく ただ声を積み上げて
崩れる時まで 命は足掻く

なぜか昨日より真新しい陽射し

何気なく袖を通したまっさらなシャツを朝焼けに染めて。






2019/09/27 (Fri)

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