ホーム > 詩人の部屋 > カタリナの部屋 > うつせみ

カタリナの部屋


[61] うつせみ
詩人:カタリナ [投票][編集]


花火が夜空に咲いた
暑さも夜になれば
優しく心地よく

どこまでも続いていそうな道は
どこまで続いているんだろう

今しか出会えない
喜びや悲しみに

なくした何か 
足元に落とす影

振り返るとそこにはいつも
なにもないはずなのに

もう隙間もないくらいに
心は満たされている

脱け殻だけを残したまま
さよならもいわずにいなくなる

暑さもやがて消えてしまえば
すぐに懐かしくなるのだろう。






2018/07/06 (Fri)

前頁] [カタリナの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -