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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[685] ポケットソング
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


時計からこぼれ落ちた
時間が夜を運ぶ
窓の外に景色が浮かんで
テレビに映る今日の出来事

幸せはきっと名前なんてないから
誰のものにもならないだろう

一日数本だけの煙草を吸うときが
一番幸せだと思う 

そんなことを言いながらあなたは
死んでいった

あなたには未来が見えなかったのか
この街の夜が明けても

人肌の温もりは 見当たらず
誰もが我先に 人を押し退け歩く

それが普通だと 思いながら
泣きそうな顔で 生きている

強くならなくちゃ。





2019/12/08 (Sun)

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