ホーム > 詩人の部屋 > 尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋 > 蕾

尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[693] 
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


僕は君のこと
なにもわからなかった
見えてるものだけでは
足りないことに
気づいたときに
目を閉じて探した
君の傷跡

桜が咲く季節には
この道を歩こう
手をつないで歩こう

悲しみに泣かなくちゃ
決めつけていた
笑ったっていいはず
強がれるのなら

雪が降る季節にも
この道を歩こう
手をつないで歩こう

名前をあげるよ
僕が生まれてから
ずっと抱いてきた
この名前を

今日から君も僕と同じ
名前だね

新しい命が宿る
僕の血を分けた命が

まだ蕾のままの命よ
春風に包まれて

おいで僕の胸に。




2019/12/15 (Sun)

前頁] [尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -