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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[76] センチメンタルジャーニー
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


移ろう季節を いつの間にか
知らない間に 通りすぎていた

花が咲いたのも 日が暮れたのも
気づかないくらい毎日は忙しい

生きていること自体に
それらしい意味や理由を
取って付けたようにラベルみたいに
傷跡を隠して張り付けているんだ

笑って泣いてそして怒って
暇さえあれば人の陰口を叩いて
悦に浸っている
そんな自分がたまらなくて嫌いで
吐き気がしたよ
誰かどんどん堕落していく僕を殴ってくれ

深夜のコンビニによく集まっては
くだらない話を夜が明けるまで続けた

やることもなく 時間なら
腐るほどあった僕たちは
自慰でもするように
認められないむなしさを
ごまかすように
酒を浴びるほど飲んだ
君の目に映る僕はどんな顔をしている?

臆病な僕たちはやる気に満ちていても
生き方にさえ迷う始末で
どうにもたちの悪い
病にでもかかっていたらしい
今でも完治してはいないんだ
迷ってばかりいるんだ

笑って泣いてそして怒って
暇さえあれば人の陰口を叩いて
悦に浸っている
そんな自分がたまらなくて嫌いで
吐き気がしたよ
誰かどんどん堕落していく僕を殴ってくれ

その痛みでなくした生きている実感を
否応でも思い出すから。












2018/07/13 (Fri)

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