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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[766] 以心伝心
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


拾った小石にだって
記憶や思い出はある
川を泳いで旅してきた
削れて小さくなって
欠けて丸くなって
今僕の手のひらにある

大切な言葉をいつまでも
忘れたくなくて
抱きしめてみたけど
いつの間にか風に
飛ばされた麦わら帽子
みたいに死んでしまうよ

この世界にもしも魔法なんてものがあるなら
僕はきっと君を幸せにするだろう

味わうように 舌先で転がす
甘味や酸味のオーケストラ
伝えたいことが伝わらない
だから、僕らは人間なんだ
何度も何度も間違えながら
気づくよ 自分の弱さに。



2020/05/10 (Sun)

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