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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[767] 以心伝心
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


いつも伝わらない
気持ちを抱えて
死んだ魚のような
目で私を見つめて
心を沈めて漂う

椅子に腰かけて
朝飯を食べて
窓を開けて
本を読む

しばらく
忘れていたこんな気持ち
誰かを好きになるような

伝わらない気持ちは
ぬくもりで
隠すように手のひらで
そっと包んで
どんな寂しさも
パントマイムみたいに
身振り手振りの恋
ただ あなたを笑わせたくて
そこにあるのは
薄紅色をした恋。





2020/05/10 (Sun)

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