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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[97] 夜明け前
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


口笛が上手いねなんて言う君に
こんなこと上手くても仕方ない
そんなことしか言えなかった

町を見下ろせる 丘に座って
夜明けを待ちわびた僕たちは
ただのどこにでもいるガキだったよ

好きだと嘘でも言えるように
なってしまった 僕はついに落ちぶれた

タバコと酒の味を知って
覚えたことはろくなことじゃない
思い出すのも面倒だ

土手の道をただ歩いた
月がきれいな夜だった
それだけは覚えてる。







2018/07/30 (Mon)

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