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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[98] 部屋
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


君がいなくなった部屋は
こんなにも広かったんだね

嫌いだよ 嘘だとわかっても
ごまかすことしかできない

どれだけ君を笑顔にできたかな
どれだけ君を泣かせてきたかな

もう考えるだけ無駄だけど
君の笑顔をまだ忘れることができない

愛してるって何度言えただろうか
いつも君は僕に言ってくれたのに

僕は君を見ていなかったよ
だから君はこの部屋にいないのだろう

キスをするのを面倒に思った
嘘を平気でつくようになった

会うことさえ嫌になった
愛なんてなかったよ

いつの間にか手にした
ナイフで君を傷つけた

さよならって言わせたのは
他の誰でもない僕だ

君は苦しかったんだろう
そんなことわかりきっていたはずなのに

夕暮れの台所に いつもなら
夕飯を作る君の姿があるのに
もう見れないんだね

愛してるって何度言えただろうか
いつも君は僕に言ってくれたのに

僕は君を見ていなかったよ
だから君はこの部屋にいないのだろう。


2018/07/30 (Mon)

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