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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋


[99] プラネタリウム
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]

遠い昔に聞いたおとぎ話を
思い出していた
星がひとつ流れたら
僕は何を願うだろう

忙しい日々を生きて
季節の移ろいを眺める
そんな暇もなくて
ため息ばかりついてる

目を閉じて広がる宇宙に
描いた明日の夢は
あきらめという言葉に消えた

いつの間にか過ぎていた
春はとうに夏に変わり
暑さにのぼせながら
流れる汗をぬぐう

たどり着けただろうか
追いかけていた場所に
足元を見てもわからない

人工の光が天井に
星空を映し出している
まだ遠い夜を呼ぶ

科学の叡知で 最先端のテクノロジーで
紐解かれたブラックホールの向こう側
でも僅かに人の手の届かない場所に
怪しげに光る星がある

目を閉じて広がる宇宙に
描いた明日の夢は
あきらめという言葉に消えた。





2018/07/31 (Tue)

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