ホーム > 詩人の部屋 > 茶の部屋 > 投稿順表示

茶の部屋  〜 投稿順表示 〜


[3] 
詩人: [投票][編集]

あの春の日に
ポケットにすべりこんだ花びらが
今なお胸にしみます
夜風に舞い散る桜みたいに
あたしの思いも散ってしまえばいいのに
今も
切ないほど満開です

2002/12/10 (Tue)

[5] 母校
詩人: [投票][編集]

道に迷って途方に暮れ

逃げ込んだ私を

やさしくやさしく

突き放してくれた

ジャンプしなくて届く鉄棒も

低すぎる丸太棒も

もはやそこには

あたしの居場所なんてないんだと教えてくれた

ああ

前に進むしかないんだ

それしかないんだ

2002/12/13 (Fri)

[6] イジメ
詩人: [投票][編集]

僕は泣いていた
すがるような瞳が痛くて
逃げてしまった自分が憎くて
それがまかり通る世界が恐くて
そしたら月が
あまりに優しく
僕を照らしてくれたから
また涙があふれてきた

木枯らしに吹かれても
寒くはなかったけど

あの子の瞳が痛かった
その奥に映る僕と世界は
汚れていた
僕は泣いていた
そしたら月が
あまりに優しかったから
また涙があふれた

2002/12/21 (Sat)

[7] ありふれた日々
詩人: [投票][編集]

朝起きて
顔を洗って
パンを焼いてる間に
シャツにアイロンをかけて
車で出勤
仕事に追われ
息着く間もなく
一日が終わり
家に帰って
冷えたご飯を
レンジで温める
テレビ見ながら
ご飯を食べて
疲れ果て
お風呂も入らず
寝てしまう

君のいない
ありふれた日々

…たいくつで

…なまぬるい

2002/12/18 (Wed)

[8] ありふれた日々‐2‐
詩人: [投票][編集]

家に帰ると
ご飯ができてて
昨日着た服が洗濯されてて
食べた後の食器が
きれいに片付けられてて
僕が生まれたその日から毎日
ありふれた日々を造ってくれて
ありがとう

2002/12/18 (Wed)

[9] 僕を探しに
詩人: [投票][編集]

きっかけは
シルヴァスタイン
物語の主人公みたいに
「本当」を探す旅にでたけれど
そんなもの
どこにもなかった
「本当」のことは
自分の心の中
僕が
全身全霊で感じたこと
それが
ゆるぎない「真実」

2002/12/20 (Fri)

[10] 冬の日
詩人: [投票][編集]

この冬が終われば君に会えなくなる そう思って がむしゃらに ただあなたを追い掛けてたのは いつの頃か 凍てついた空気が運ぶ 暖かな記憶

2002/12/27 (Fri)

[11] 満員電車
詩人: [投票][編集]

この場から 身動きとれずにいるのは 僕の心だろうか

2002/12/30 (Mon)

[12] 
詩人: [投票][編集]

全身全霊で 花粉を感じる…

2003/03/06 (Thu)

[13] 花がさくように
詩人: [投票][編集]

あなたがいなくても寂しくない なんて100%嘘 花がそこに咲くように 空に星があるように あなたのそばにいたかった あなたが嫌いって言ったのは 限りなく嘘に近い本当 誰かに優しいあなたを見ていたくなかった いつでもあなたのそばで 道端に咲く花のように 自然に呼吸していたかったよ

2003/07/21 (Mon)
15件中 (1-10) [ 1 2
- 詩人の部屋 -